仏教勉強会(プチ僧侶)を開催予定です。もちろん、入会金や授業料もな
し、無料です。※参加者多数の場合は、30名で締め切ります。ただ一つル
ールがあります。教えの押しつけや強制は絶対にいたしません。寄付やお布施の強要もいたしません。
参加されるみなさんも柔軟な気持ちで参加していただきたいのです。
年齢・性別・人生経験も多種多様な方々が来られるはずです。私を含めて、
謙虚な気持ちで人の話を聞かせていただきたいのです。人の話に横やりをい
れる。また、否定する。自分の思想信条を押しつけることは、厳禁とさせて
いただきます。信じるのは、他人ではご自身です。もちろん、信じる。信じ
ないのも自由です。人の気持ちはその人固有のもです。いかなる権限、権威
であっても他人の気持ちを変えることはでできません。本人がそう思わない
限り変わらないのです。違う個性や考え方をもった人間が集まったという前
提で、全て進めさせていただきます。ですから、お互いに尊重しあい、ゆと
りと余裕をもって、人の話に耳を傾けたいのです。このルールを守ることが
前提です。正しいとか、間違っているとか、信仰に関しては本来そんなこと
はないはずです。実際に見えない、聞こえない世界なんですから。あまりにも自己の主張に固執され、他者の方の意見を否定される方については、退室退会させていただくこともあります。あしからずご了解ください。
勉強会は、月1回、第4土曜日に午後1時から3時までを予定しています。3年間で、概ね、僧侶が最低限学ぶ内容について、勉強してまいりたいと、思っていま
す。
① お勤め 30分 月忌法要
② 休 憩 30分 お茶と談話
③ 勉強会 60分
① のお勤めは、正信偈(しょうしんげ)、阿弥陀経、観無量寿経、無量寿経、往
生礼讃など、浄土真宗のお勤めを一緒にさせていただきます。3年間で、概ね、僧
侶に必要な一通りの作法を、学んでいければと考えています。
② 休憩は、お茶を飲みながら、雑談しましょう。
③ 勉強会は、宗教、仏教、浄土真宗、を毎回学んでまいります。初回は住職が講
師を務めますが、次回からは、持ち回りで、参加者がある課題について、講師を務
めていただきます。毎回、レジメ等は寺で用意しますので、筆記用具だけご持参く
ださい。
※拙寺は、本山浄興寺の末寺に過ぎません。私自身、本当にまだまだ未熟者です。
本願寺派から転派して浄興寺派の作法を、情けないことにまだ、心得ておりませ
ん。本願寺派の作法さえ、まだまだ不十分です。本願寺派と大谷派(東本願寺)の
両方の声明を一緒に学んでまいりましょう。お坊さんの資格を得ることができるの
ではないかとの、期待があるかもしれません。しかし、お坊さんになること(得
度)を認める権限は、本山浄興寺ご門主さまの、専権事項になります。こちらで学
んだからといって、お坊さんになれるということではありません。縁起(ご縁とい
いましょうか)が必要だと思っています。ですから、お坊さんになることを期待し
て学ばれても困ります。ただし、真剣に、自信教人信(自ら信じて、それを広めて
行こう!)という、純粋で清らか、強い意志をお持ちの方は、拙寺として、ご推薦
申し上げることは、やぶさかではありません。お仲間が増えて、教えが広まること
は、歓迎すべきことだからです。
主なレジメ
宗教 ① 宗教のおこり
② 宗教の存在意義
③ しきたり(儀礼)
④ 社会と宗教のかかわり
⑤ いろいろな宗教
⑥ 悩める現代人
仏教 ① お釈迦さまの誕生
② お釈迦様の人生
③ 仏教の教えⅠ
④ 仏教の教えⅡ
⑤ 根本思想Ⅰ
⑥ 根本思想Ⅱ
⑦ 悟りとは?
⑧ お釈迦さま入滅後の仏教
⑨ 仏教と人生
真宗 ① ご開山さまの誕生
② ご開山さま道を求める
③ 神秘体験
④ ご開山さまの開宗
⑤ ご本尊阿弥陀さまとは
⑥ 信心とは
⑦ 人間とは
⑧ ご利益について
⑨ お浄土
お勤め ① 姿勢や礼について
② お勤めⅠ
③ お勤めⅡ
④ お勤めⅢ
⑤ お勤めⅣ
⑥ お飾り(荘厳)Ⅰ
⑦ お飾り(荘厳)Ⅱ
⑧ 法衣や着衣の付け方Ⅰ
⑨ 法衣や着衣の付け方Ⅱ
⑩ 打ち物(鐘などの叩き方)
⑪ 差上(儀式次第)Ⅰ
⑫ 差上(儀式次第)Ⅱ
⑬ 差上(儀式次第)Ⅲ