大慈大悲という言葉があります。
仏様(阿弥陀様)の私たちへの大きなやさしさや慈しみの心、
悩み多く救われない私たちに対する大きな悲しみの心とでもいいましょうか。これは阿弥陀様だから悟りを開かれた仏さまだから持てる持ちですね。
あなたの周り身近な人に何かあったとき、
あなたはどう接するのでしょうか。
病気にかかって苦しんでいる人、
大きな人生の岐路で悩む人、
志望校の入学試験に落ちてしまった
最愛の息子、娘に親であるあなたはどう声をかけますか?
典型的な親御さん
「まあ、くよくよするな!!くよくよしたって始まらない。どこで学ぶのではなく、何をお前が学ぶかが大事だぞ!!」かっこいいですね。
心配性の親御さん「これから、どうするんだ!?今まで頑張ってきたのに、本番に弱いんだから。困った!!」
これでは余計に落ち込んでしまいます。
本人の苦しさが倍になってしまうかも、しれませんね。
こんな言い方されたら反発必至かもしれません。
どうしからいいのでしょうか???
わたしは、辛いとき、苦しいとき、阿弥陀様に語りかけます。
阿弥陀様は何も答えてはくれません。
ただ、じっとこちらを立ったまま見ていてくださる。
実はこうしたことが一番応えるように思えるのですが、
いかがでしょうか?
その悩みや苦しみに、言葉はかけないがそばでじっと寄り添う。
なにがあってもそばにいるんだぞと、どこまでも付いていく。
そんな気持ちに人は救われるのではないでしょうか?
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